生徒の村、訪問 (2010)
ビハール州はインドで最も貧しい州でした。しかし、州政府が代わり、この5、6年 の間に劇的に良くなってきています。 安全で、平和で、ビジネスができる環境になりました。知識人や投資家が故郷に戻ってきました。ビハール州は驚くべき発展率を示していますが、まだまだ村の 人々は貧しいままです。州政府はインフラを整備したり、女の子が学校へ通えるよう、様々な政策を施行しています。2010年 2月、ブッダガヤを訪問した州 知事ニティッシュ氏と会うことができました。 私たちの活動に感謝し、これからも貧しい子供達への教育支援を継続してほしい、と いう言葉をいただきました。
生徒とその家族
私たちの学校はブッダガヤの中心地 から約3キロほど離れた場所にあります。生徒達は学校の近くの村や、5キロ、8キロ離れた村からも通っています。私は教 師達と生徒の家をよく訪問し、生徒の家庭での様子や生活状況を調査しています。そして、保護者にできるだけ宿題の時間を 作ってあげてほしいことと、毎日学 校に送り出すよう、頼んでいます。
生徒たちの保護者のほとんどは、季節労働者や小作人です。彼らの収入は少なく、家族が食べていくのも精一杯で、子供を教育す る余裕がありません。
教科書や制服は生徒たちにとって、宝物です。
保護者たちは子供達がスーリヤ校で教育を受けていることを誇りに思っています。子供達は未来への希望です。