仙台へ津波被害のお見舞い
9月5日、コルカタ領事館よりビザを取得し、6日にパトナ経由でデリーから出発しました。7日、成田空港に到着し、東京正心館に宿泊しました。8日、午前中大井町支部を訪問し、午後、国際本部にご挨拶をして、夕方那須精舎へ向かいました。
9日、仙台支部、仙台東支部の皆さんと遠田館長にご案内いただき、3月に津波の被害を受けた被災地を訪問しました。街ごと流され、住宅の基礎部分しか残っていませんでした。小学校の4階まで津波が押し寄せ、屋上に避難した生徒たちが助かったこと、あちこちに家がぽつんと建っているが、元の場所から流されてきたということなど、津波の被害の甚大さを教えていただきました。
そして、日本再建祈念館と、仙台正心館建立予定地を参拝し、仙台支部で交流会をした後、仙台東支部で交流会をしました。平日にもかかわらず、仙台の皆さんはたくさんお集まりくださり、生徒たちのインド伝統舞踊の奉納に、涙を流しておられました。被害の大きかった仙台東支部では、一緒にお祈りをしました。お見舞いのつもりで訪問したのに、逆に、仙台の信者さんたちからメッセージを書いた色紙などをくださり、暖かく歓迎してくださいました。
幸福の科学那須校交流会
10日は、午前中、学園那須校の合唱コンクールを見学し、チアダンス部の発表を見学しました。そこへ、総裁先生がお越しになられました。午後、英語クラブの生徒さんたちと国際交流をしました。インドの音楽でダンスを踊り、すっかり打ち解け、グループディスカッションに入りました。発音の違いなど、意思の伝達に苦労しながら、英語で話しをしました。お互いいい経験になったと思います。次に全体で英語での自己紹介をしました。見学に来られた保護者の方々と教師たちも交流をしました。仙台出身で自宅が被災した生徒さんと、いつもお祈りの導師をしているスーリヤ校生徒が、津波の話になり、最後別れるときには抱き合って別れを惜しんでいました。信仰を通して、一生の法友が出来ました。
大鷲祭参加
11日には、木島校長のご配慮で、大鷲祭のチアダンス部の発表の後、10分の時間をいただき、生徒たちがインド伝統舞踊カタックダンスを披露させていただきました。
ダンスの発表の後、各展示教室を回り、理科部のプラネタリウムや美術部の展示を見学しました。次の日、早朝、那須を出発するとき、英語クラブで仲良くなった生徒さんたちが手紙を持って来てくださいました。東京正心館で記念撮影をし、四国へ向かいました。
聖地四国巡礼
四国に到着すると、竹尾あけみさんがご連絡くださり、阿波踊りの衣装を持って来てくださり、踊り方の指導をしてくださいました。翌日13日、休館日にもかかわらず、四国正心館の職員さんが、納骨壇をご案内くださり、川島巡礼にシャトルで連れて行ってくださいました。川島特別支部も休館日でしたが、日本人の巡礼に来られた信者さんもいらっしゃり、一緒に参拝しました。巡礼に出発した時、空いっぱいに大きな日輪が出ました。また、雲も不思議な形の雲がたくさん見られました。天上界が祝福をしてくださっているようでした。
御生家を巡礼し、吉野川支部を参拝し、吉野川など主が釣りをされた場所などを巡礼しました。
そして、バスと電車で高松経由で中国正心館へ向かいました。中国正心館では、精進必達祈願を生徒達全員で受けました。将来の夢に向かって精進できるように祈りました。生徒たちに会うため、岡山や広島から信者さんたちが集まってくださいました。夜は花火をしました。
中国正心館から湯布院正心館へ
14日、中国正心館を出発して、熊本南支部に寄り、交流会をさせていただきました。そして、湯布院正心館に到着しました。ハードスケジュールで移動続きの中、15日は大自然の中でゆっくり過ごしました。そして、夜、佐竹館長に修法の指導をしていただきました。
そして、16日、湯布院正心館から大阪正心館へ移動しました。17日は、7の日感謝式典と、百歳会の集いがあり、その中で九鬼館長の講話の後、スピーチとダンスの時間をいただきました。「信仰教育の大切さ」と題してお話させていただきました。
琵琶湖正心館とホームステイ
17日夕方、発表を終えて、信者さんたちと交流をした後、琵琶湖正心館へ向かいました。そして、18日、午前中、サクセスの全国講師とお世話人の集いの中で、スピーチをさせていただきました。午後、大黒天発願式典の中で、発表をさせていただきました。発表の後、交流会の準備のため、私たちは礼拝室から出ましたが、式典を拝聴された方々が、「ブッダガヤの映像が出てましたよ」と、後で涙をにじませながら握手してくださいました。
18日の夜、京都山城支部の信者さんのお宅に数名ずつに分かれて生徒と教師たちがホームステイをさせていただきました。異文化を体験できました。
そして、19日、東大寺に参拝し、奈良観光をしました。観光にお付き合いくださった信者さんたちに心から感謝いたします。
市長を目指す生徒は、日本のインフラに驚嘆し、エンジニアを目指す生徒は建物や機械一つ一つの構造に目を奪われていました。ラジオの修理や家庭教師をして一家を支えている生徒は、ホワイトボードをお土産に選びました。教師になりたいという生徒も、ハッピー・サイエンスの教師になりたいという夢に代わりました。一人は留学して学園で学びたいと決意した生徒もいます。とても実りの多い巡礼の旅になりました。
今回、スーリヤ校生徒と教師の日本巡礼をさせていただき、各地で信者さんたちや精舎の職員さんたちに大変お世話になりました。また、経費を負担してくださった国際局に心から感謝申し上げます。