2012 生徒たちの住む村

ブッダガヤのあるビハール州はインドで一番貧しい州です。また、インドで一番識字率が低い州です。スーリヤ校はそんな貧しい農村の子供達に教育のチャンスを与えることを目的としています。

 

生徒の保護者は、農作業の手伝いをして穀物を手に入れたり、工事現場で日雇いの労働をしたり、出稼ぎで遠い都会へ行きリキシャーの運転手をするなど、家庭の経済状況はかなり厳しい状態です。スーリヤ校の生徒たちは、放課後、家族の手伝いで農作業をしたり、夕ご飯を作るのを手伝ったりしています。ランプやロウソクの灯りで宿題をする生徒もいます。

 

  

この土の家に暮らす子供達は、スーリヤ校で教育を受け、なんと生徒の中にはインドで一番難しいIIT大学(インド工科大学)の受験を目指している生徒もいます。自助努力の精神で、努力精進し、夢に向かって頑張っています。